オボキニン
卵の白味の成分から取られたアミノ酸化合物の中から、
血圧を低下させるばかりか、育毛を促す物質が作られました。
卵の白味の成分から取られたオボキニンというアミノ酸化合物は、
血管を広げて血圧を下げる効果があります。
けれども自然のオボキニンは作用が弱いので、まずアミノ酸を組み換えて
オボキニンの活性を100倍に高めて改良します。
さらに大腸菌の遺伝子を組み換え、大腸菌に改良オボキニンを含むタンパク質をつくらます。
このとき、血管が広がって血流がよくなれば、育毛を促すことができるのですが
体毛をそったマウスにごく少量の改良オボキニンを毎日えさに混ぜて与えたところ、
毛の伸びが早まりました。
さらに、投与する量を3倍以上に増やすと、抗がん剤の副作用で起こる脱毛も
防げることが分かりました。
今後、遺伝子組み換え技術を使ってこの物質を含む大豆も開発し、安全性が確認できれば、
大豆を食べることで育毛や脱毛防止が可能になるでしょう。
▲目次に戻る